小山内薫
おさないかおる
土方与志と共に劇団・築地小劇場を立ち上げ、日本に新劇を広めた演出家。その功績から『新劇の父』とよばれる。『演出』という言葉は、そもそも小山内薫が作った。
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年表、功績
活躍の軌跡。『人生の残り時間』にも注目してください。意外な発見があります。
年月日 | 年齢(人生の残り時間) | 内容 |
---|---|---|
1881年07月26日 | 0歳 (あと47年) | 小山内薫、生まれる |
1928年12月25日 | 47歳 | 小山内薫、急死 |
名作
小山内薫が携わった、大正史に残る名作を紹介します。
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エピソード・逸話
知られざる興味深いエピソードの数々。
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名言・最後の言葉
小山内薫が語ったといわれる言葉。人柄や当時の心情が見えてきます。
- 「形でもない、声でもない、光でもない、色でもない。芝居は魂だ!」
- 小山内薫の『芝居は魂だ』の一節。全文は以下。 形でもない、声でもない、光でもない、色でもない。 芝居は魂だ! 舞台装置がいくら巧くても、 舞台照明がいくら巧くても、 役者がいくら台詞をすらすらしゃべっても、 いくら動きを流暢にやっても、 魂がなければ芝居じゃない! 芝居は生活だ。 芝居は人生だ。 人生とは人間の行為だ。 人間のない芝居はない。 人生のない芝居はない。 人間の魂のない芝居はない! 形があっても、声があっても、光があっても、色があっても、 人間がなければ芝居じゃない! 人間の魂がなければ芝居じゃない! トルラアの魂! ゴオリキイの魂! イプセンの魂! トルストイの魂! ありとあらゆる人間の魂! それが掴めなけりゃあ、 芝居はダメだ! 演出家ばかりじゃない。 役者も舞台装置も照明家も小道具の製作者も舞台の大工も経営部も宣伝部も 切符売りも不足番も小使も! 劇場全体が人間の魂を掴むまでは芝居は成り立たない! 魂だ!魂だ!何よりも先ず魂第一だ!
子孫・子ども
偉人の血を受け継いだ方々を紹介します
- 小山内徹(おさないとおる)
- 小山内薫の息子(長男)にあたる。翻訳家。推理小説の翻訳を専門分野としていた。
- 小山内宏(おさないひろし)
- 小山内薫の息子(次男)にあたる。軍事評論家。妻は児童文学作家・随筆家の小山内富美子(小山内繭)。
- 市川扇升(いちかわせんしょう)
- 小山内薫の息子(三男)にあたる。歌舞伎役者。31歳にて病没。
- 横松美千絵(よこまつみちえ)
- 小山内薫の孫(長男・徹の娘)にあたる。作家・立松和平の妻である。
- 山中桃子(やまなかももこ)
- 小山内薫のひ孫(長男・徹の孫)にあたる。イラストレーター、絵本画家。俳優・山中聡の妻。
- 林心平(はやししんぺい)
- 小山内薫のひ孫(長男・徹の孫)にあたる。札幌在住で文筆活動を行っている。