大正のエピソード
関東大震災のさなか、焼け残ったピアノを弾き続けた
1923年の関東大震災のとき、茂吉は留学中で、青山脳病院の留守を預かったのは27歳の輝子だった。塀が道路に倒れ屋根瓦がすべて落ちる中、暗い病院を一人で見回った。焼けずに残ったピアノを弾いているのを自警団にとがめられても、落ち着いて言い返し、そのまま弾き続けたという。
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